テントの歴史をくつがえしたワンタッチ式

イージーアップテントとは？

イージーアップテントは、世界で最初にワンタッチテントを開発。1983年にアメリカで誕生した歴史あるテントです。
大人2人が1～2分で簡単に設営・収納ができる、ワンタッチ式大型イベント＆アウトドア用テント。利便性を飛躍的に高めたこのテントは、カルフォルニア生まれの青年の発想が原点でした。

その青年こそが「INTERNATIONAL E-Z UP,INC」のマーク・カーター。ワンタッチテントをこの世に誕生させた人物なのです。

学生時代、父のパワーボートレースのメカニックを務めていたころ、何よりも大変と感じたのが、チームの運営テントの設営でした。観戦者にとっては、気分を盛り上げるカルフォルニア・サンシャインですが、マークにとっては、作業環境を過酷にさせる要因でしかありませんでした。「日除けが必要だ。それも手早く設営できて、なおかつ撤収も楽なものが…」
そしてプロトタイプが誕生。完成品を見たレース仲間からは大評判で、「私も1台ほしい」「私は2台だ」「当社は30台購入したい」といった声が、日増しに増えていきました。

そして、当初は実家のガレージでの週1台ペースで生産していたのですが、ニーズの拡大に伴って工場を借りて人を雇い、正式なビジネスとしてワンタッチテントの生産を開始したのです。
その後、驚くべく勢いで規模は拡大し、現在に至るまで、一貫して世界ナンバーワンの生産台数を誇っています。オリジネーターかつナンバーワン。イージーアップの歴史は、そのままワンタッチ式テントの歴史といえます。